【ホーソーン効果とは】仕事は楽しいかね?から学ぶもう一つの教訓(デイル・ドーテン著)

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ホーソーン効果(ホーソン効果)とは

ホーソーン効果(ホーソーンこうか、英: Hawthorne effect)とは、「他者から注目を浴びたり、期待を寄せられると高パフォーマンスを発揮してしまう現象」のことです。別名「観察者効果」とも呼ばれます。

ホーソーン効果は、1924 年から 1933 年にかけて、Cicero (米国イリノイ州) にある Western Electric Company のホーソーン工場で実施された「生産高を向上させるためにはどのような変化が原因になりうるのか」という実験の中で発見されました。(1)

「注目を浴びたり、期待を寄せられると高パフォーマンスを発揮してしまう現象」を応用して、医療現場でも活かされているホーソーン効果ですが、『仕事は楽しいかね?』の中では別の教訓が含まれていることが主張されています。

”試してみることに失敗はない”

一つの小さな変化の中にこそこそ隠れていても何も起こりはしない。だけどその何もない状態を一気に変えたら、何かすごいものが手に入る。

ホーソーン効果がどのような実験で見つかったかご存知でしょうか?

実験では、工場の照明を明るくしたり、休憩時間を延ばした結果、工場の生産高が向上することが確認されました。しかし、工場の照明を暗くしたり、休憩時間を元の長さに戻すなど、負の要因と思われるような変化を加えても、工場の生産高が向上してしまったのです。

上記の出来事から、「大きな成果を手に入れたいのであれば、良いと思うことも悪いと思うこともどんどん試せ!同時にでっかくいろんなことを変えていこう!」という教訓も得られることを、『仕事は楽しいかね?』では学ぶことができます。

”人生はずっと昔からホーソーン効果の連続なんだ”

あの実験で学ぶことはね、あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること、なんだよ。

ホーソーン効果を利用して、カフェや図書館などで、勉強や仕事をする人は多いと思います。

これだけ認知されているホーソーン効果ですが、その裏には「因果関係なんか最初はわからないんだから、何でも積極的に取り入れて試していこう!」というメッセージが隠されていたのです。

人は、変化は大嫌いだが、試してみることは大好きなんだ

私自身も、2023年は今まで試せていなかったことにどんどんトライしていく年にしていきます。

コチラの記事では『仕事は楽しいかね?』のレビューもしています。

ブックマークするかどうかはお任せしますので、よろしければもう一つ、StrixHiroの記事をご覧いただけると非常に嬉しいです。

以上、StrixHiroでした。