筋トレは危険だと、誰もが何度も耳にします。筋肉断裂など、怖い話もちらほら聞きますが、本当に危険なのでしょうか?
この記事を読めば、筋トレの危険性を他のスポーツと比較し、筋トレのリスクについて正しい判断をできるようになります。
また、リスクの違いをより正確に理解するために、研究論文も参照しながら解説していきます。
筋トレの危険性はどれぐらい?
筋トレは他のスポーツよりも負傷率が低く、安全性の高い運動です。
Journal of Strength and Conditioning Research に掲載された1994年の研究によると、計100時間の筋トレにおける負傷率は0.35%でした。
ウェイトリフティングの場合は、負傷率が0.17%と筋トレよりも負傷率が低いという結果でした。
他のスポーツの危険性は?
上記の研究で最も負傷率が高かったのは、学童サッカー(負傷率6.2%)で、次いで負傷率が高いスポーツはイングランドラグビー(負傷率1.92%)でした。
上記の負傷率TOP2の競技と比較しても、筋トレが安全な運動であることがわかりました。
(怪我の代名詞と言えるほど負傷が絶えないイメージがあるラグビーの負傷率が意外と低いことも驚きです。)
健康のためにも筋トレを!
筋トレは以下のような健康メリットがあるとされています。
・糖尿病リスク低下
・心血管疾患リスク低下
・骨密度の増加
・メンタルヘルス向上
・老化を遅らせる
非活動的な生活を続けた場合、30歳以降には筋肉量が10年ごとに3~8%減少していき、健康リスクは増加の一途を辿ることになります。
まずは自重トレーニングから始めてみてはいかがでしょうか?
初心者にもわかりやすいメトロンブログさんの動画を紹介しておきます。
自分の身体機能に合った重量設定で筋トレをしよう
今回の記事では筋トレの危険性について解説しました。筋トレは他のスポーツと比較すると安全な運動と言えますが、危険が全く無いわけではありません。
ベンチプレス220㎏を挙上できるほどの筋力を持つプロボディビルダーでさえ、筋肉断裂を起こすことがあります。(Ryan Crowley, 24歳(2022年7月時点), イギリス, ハンプシャー州出身)
動画はこちら。閲覧注意でお願いします。
筋力の限界に挑み続ける必要はありますが、自分の限界を正しく把握し続けることも大切ですので、特に初心者の方は重量設定を高くし過ぎないように注意してみてください。
ブックマークするかどうかはお任せしますので、よろしければもう一つ、StrixHiroの記事をご覧いただけると非常に嬉しいです。
以上、StrixHiroでした。