サウナの効能一覧
◇高血圧を発症するリスクが約47%減少
◇脳卒中のリスクが62%減少
◇認知症のリスクが66%減少
◇アルツハイマー病のリスクが65%減少
◇風邪発症率が50%減少
◇肺疾患(喘息、肺炎など)のリスク低下
◇精神病発症リスクが約78%低下
各ソースはコチラを参照してください。
はじめに
「サウナ―」「ととのう」という言葉が一般化してくるほど、「サウナ」が近年注目を集めています。
毎週、土日は欠かさず行っているよ!
という人も多いのではないでしょうか?
実際のサウナ人口は、コロナの影響も有り、さほど増えてはいないものの、温冷浴(サウナ ⇒ 水風呂 ⇒ 外気浴)ルーティンの認知度は高まっているようです(1)。
そんなサウナですが、本当に体に良いものなのか気になりませんか?
確かに気持ちがいいけど、たくさん汗をかくし、体に負担がかかり過ぎている気もするね…
この記事では、海外の医学論文などを参考に、サウナの効能について深堀していきます。
統計的なデータや、論文をもとに真実に迫っていきましょう!
そもそもサウナの起源って?歴史は長いの?
本題の前に、サウナの起源/歴史を知ることで、サウナをより一層楽しめるようにしていきましょう。
太古から存在していたサウナ文化は、13世紀に中央ヨーロッパで爆発的に普及しました(2)。
最も古いサウナの起源は、紀元前4000年頃に利用されていた移動式のテントサウナだとされており(3)、常設のサウナが生まれたのは1112年になってからだとされています(4)。(ソースが怪しいのでもっと詳しい人がいたら教えてください。)
少なくとも、13世紀にはサウナ文化が存在していたんだね!
13世紀といえば、日本は鎌倉時代で、「元寇」があったころだね。
日本が存続の危機だったころに、ヨーロッパではサウナが流行り始めていたというのは何だかおもしろいね。
サウナ利用によって期待できる効能とは?
サウナは以下の疾患などに、健康的な利点があるとされており、研究(1,2,3)が進められているようです。
・認知症
・アルツハイマー病
・うつ病
・抗酸化作用
・炎症の抑制
つまりどういうメリットがあるの?
要するに、サウナに入ると心臓や血管が元気になるうえに、老化まで抑えてくれて、さらには認知症やうつ病にも効果的なんじゃないか!?ということだね!
もしかして、サウナってめちゃくちゃ万能!?
期待が高まるね!さらに文献を紐解いていこう。
サウナのメリット
今回参考にさせて頂く文献は、2018年にフィンランドのユヴァスキュラ大学らが行った、過去のサウナ研究のレビューです。
こちらの研究では、過去10年間のサウナに関する研究を精査し、サウナ入浴がもたらす健康上の利点を調査しています。
結論、サウナを利用することによって、以下のような健康的な利益を得られる可能性があるようです。
・脳卒中のリスクが62%減少(6)
・認知症のリスクが66%減少(7)
・アルツハイマー病のリスクが65%減少(8)
・風邪発症率が50%減少(9)
・肺疾患(喘息、肺炎など)のリスク低下(10)
・精神病発症リスクが約78%低下(2018年2月7日、JA Laukkanen、PhD、未発表データ)
やっぱりサウナは万能だったんだ!!
私もそう思ったんですが、下記のような懸念点もあるみたいです。
サウナ入浴のメリットに対する懸念点
サウナ入浴のメリットについて、上述しましたが、下記のような懸念点があることも事実です。
・上述のメリットは、温度設定約80℃のフィンランド式サウナを利用した場合のデータであること
・精神病へのメリットは、サウナ入浴が直接関与しているわけではなく、メンタルヘルスや幸福を促進する機能を介することで得られている可能性があること(幸せを感じられるアクテビティであればサウナ以外で代替えが可能かもしれない)
・データ数が少なかったり、被験者の情報が統一されていなかったりするため、まだまだ研究を詰めていく必要があること
概ね良好なメリットが多そうだけど、まだまだ研究の余地があるってことだね!
サウナを利用する時の注意点
また、サウナを利用するにあたって、以下のような状況や、症状を持っている人の利用は推奨されていないので、注意が必要です。
・食事後の利用
・妊婦さんの利用
・重度の心疾患患者の利用
・発熱している人の利用
・蕁麻疹などの皮膚疾患がある人の利用
自分の体調と相談しながら、サウナを楽しめると良いね!
まとめ
今回の記事では、サウナ入浴の効能に医学的根拠はあるのか?というテーマで話を深堀しました。
結論、サウナ入浴によってもたらされるメリットには、研究による裏付け情報が散見されました。
なお、提示されていたサウナ入浴の効能は以下の通りです。
・脳卒中のリスクが62%減少
・認知症のリスクが66%減少
・アルツハイマー病のリスクが65%減少
・風邪発症率が50%減少
・肺疾患(喘息、肺炎など)のリスク低下
・精神病発症リスクが約78%低下
また、留意しなければいけない点は以下の通りでした。
・入浴頻度や、その他生活習慣の影響
・本人の持病・体調
・まだまだより多くの研究データを必要としていること
今後も発表される情報にアンテナを張りながら、サウナを楽しむようにするよ!
良い姿勢だと思います!メリット/デメリットの両側面をきちんと把握し続けていこう!
皆さんがより良い健康ライフを歩めるように、StrixHiroBlogでは引き続きアンチエイジングや、健康に関する情報を発信していきます。
これからも一緒に、健康に関する知識を深めていきましょう!
ブックマークするかどうかはお任せしますので、よろしければもう一つ、StrixHiroの記事をご覧いただけると非常に嬉しいです。
以上、StrixHiroでした。